Study Group on Disaster & Society
名古屋大学「災害と社会」研究グループ / コミュニティ防災研究会
名古屋大学の「災害と社会」研究グループ(コミュニティ防災研究会)は、大学院環境学研究科の社会環境学専攻を中心に同附属地震火山研究センター、大学院国際開発研究科、減災連携研究センターなどの教員によって緩やかに組織された文理連携型の研究グループです。研究グループ結成のきっかけは、少なくとも20世紀以降の世界で最悪の津波被害をもたらした2004年スマトラ地震に関する緊急調査です。現在、スマトラ地震や東日本大震災などの巨大地震災害の総合的学術調査、地域社会の脆弱性評価に基づくボトムアップ型コミュニティ防災・減災、連続研究会「新しい防災の考え方を求めて」の開催、環境学研究科体系理解科目「総合防災論1B(社会編)」の開講などに取り組んでいます。本研究グループの研究活動は、名古屋大学総長裁量経費や環境学研究科長裁量経費のほか、日本学術振興会科学研究費補助金「大規模災害復興後の途上国における地域開発と災害リスク軽減の統合的研究」(基盤研究B, 2019-2022, 19H01381)、「多層的復興モデルに基づく巨大地震災害の国際比較研究」(基盤研究A, 2015-2018, 15H01905)、「途上国におけるコミュニティベースの災害復興戦略とリスク管理」(基盤研究B, 2011-2014, 23320181)、「インド洋大津波の被災・緊急対応・復興過程と社会的メカニズム」(基盤研究A, 2008-2010, 20242025)、科学技術振興機構社会技術研究開発センターコミュニティがつなぐ安全・安心な都市・地域の創造研究開発プロジェクト「大規模災害リスク地域における消防団・民生委員・自主防災リーダー等も守る『コミュニティ防災』の創造」(平成25~28年度)、地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム「インドネシアにおける地震火山の総合防災策」(平成20~23年度)、日本学術振興会アジア・アフリカ学術基盤形成事業「地域特性にもとづく熱帯アジア臨海域の自然災害軽減に関わる研究連携」(平成18~20年度)などの助成を受けました。また、地震・火山噴火予知研究協議会「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画」(防災リテラシー部会)とも連携しています。詳しくは、室井研二(社会学)または高橋誠(環境政策論/地理学)までお問い合わせください。
Nagoya University Study Group on Disaster and Society has been organized mainly at the Department of Social and Human Environment, Graduate School of Environmental Studies in collaboration with Earthquake and Volcano Research Center, Disaster Mitigation Research Center, Graduate School of International Development and so on, Nagoya University, Japan, and addressed the matters of disaster from the multidisciplinary perspectives, including: (1) Damages and reconstruction processes of the 2004 Sumatra Earthquake focusing on Aceh, Indonesia (Brochure), and the 2011 Tohoku Earthquake, (2) International comparative study of the mega-earthquake disasters, (3) Vulnerability assessment and the community-based disaster risk reduction in developed and developing countries, (4) Study meetings about an alternative paradigm of disaster prevention in Japan, (5) Lecture on disaster management (social perspective) at the post-graduate course, and so on. These projects have been supported financially from the Japan Society for the Promotion of Science (JSPS), Japan Science and Technology Agency (JST), Japan International Cooperation Agency (JICA) and so on. Some volumes of publications are available in the PDF format by free. For further, please contact Makoto Takahashi, a secretariat.
GROUP'S ACTIVIY » PUBLICATION / MEETING
研究集会 / MEETING
Open symposium on disaster and society at Nagoya University Future Earth Reseach Center
フューチャー・アース研究センター公開シンポジウム「災害と社会」
日時:2022年12月17日(土)13:15~16:45
主催:名古屋大学フューチャー・アース研究センター、共催:環境学研究科、国際開発研究科
場所:名古屋大学環境総合館レクチャーホール+オンライン配信
趣旨:自然災害が社会問題だということは半ば常識になっていますが、なぜか災害の発生因に関する議論においては、社会的な観点が欠落しがちです。 しかし、同じようなハザードであっても、その災害としての立ち現れ方は社会の仕組みによって大きく異なってきます。このシンポジウムでは、モンゴル・インドネシア・日本における災害対策の取り組みをとおして、このことを具体的に議論します。またそれを踏まえて、災害の発生を社会の問題としてとらえる観点から、減災社会を構想する糸口を探ります。詳しくは、名古屋大学フューチャー・アース研究センターのウェブサイトをご覧になってください。
- 趣旨説明 高橋誠 (名古屋大学大学院環境学研究科):自然と社会との二分論を超えて
- 講演 篠田雅人 (名古屋大学大学院環境学研究科):モンゴルのゾド-天災か人災か
- 講演 島田弦 (名古屋大学大学院国際開発研究科):インドネシアにおけるCovid-19対応:法と政策
- 講演 室井研二 (名古屋大学大学院環境学研究科):南海トラフ地震の社会学-東日本大震災後の高知
- コメント 金澤玲子 (名古屋大学大学院国際開発研究科):医学史の観点から
- コメント 中村晋一郎 (名古屋大学大学院工学研究科):河川工学の観点から
Open colloquium on the seismology since the propounded theory of Tokai Earthquake and the earthquake risk reduction in Japan
公開研究会「東海地震説以降の地震学と地震防災対策」
日時:2019年2月11日(月、建国記念の日)13:00~17:00(予定)
場所:名古屋大学情報文化学部(全学教育棟本館4階)SIS4教室
趣旨:1961年の災害対策基本法制定以来、日本では、防災対策に大きな努力と財政を投下してきた。その延長上に、かつては「画期的な防災対策」と政府自身が自画自賛していた大規模地震対策特別措置法(大震法)が制定され、「予知型地震対策」の基本が作られてきた。この予知型地震対策と、地震学の中の地震予知研究とは双子の存在であった。「いつ起きてもおかしくない」と言われ続けてきた東海地震は現在まで幸い発生せず、しかし一方、予知研究のメインからは外側にあった兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が発生し、「起こる確率は高い」とされてきた宮城県沖の地震は実際に起こってみると、全く想定外の規模の地震であった。直前予知を前提とし、警戒宣言が組み込まれている大震法の「旗は降ろされた」と言われながらも、同法は廃止されず存続し続けている。さらに、発生が危惧されている南海トラフ地震については、現在の地震学では事前の予知は無理と言われながら、実際に「半割れ」などの大規模地震が南海トラフ沿いに発生した後に社会的にどう対応するかという「予知型地震対策」の変奏ともいうべき防災対策が提言されている。こうしたなか、1970年代の東海地震(駿河湾地震)説以降の地震学における地震予知研究の展開と、地震防災対策に対して果たした役割を振り返る必要があるのではないか。さらに、地震学からだけではなく、日本の地震防災対策の全体という見地から、今後の地震学と社会との関係、地震防災対策のありかたを考えたい。
- 安藤雅孝(静岡大学客員教授、名古屋大学名誉教授):南海トラフ巨大地震の過大な想定-東海地震予知との類似性
- 鷺谷 威(名古屋大学教授):東日本大震災から南海トラフ地震対策へ-地震学者は何をしてきたか?実効性は期待できるのか?
- 田中重好(尚絅学院大学教授、名古屋大学名誉教授):予知型防災対策と地震学
- モデレータ:黒田達朗(椙山女学園大学教授、名古屋大学名誉教授)
後援:科学研究費補助金プロジェクト「多層的復興モデルに基づく巨大地震災害の国際比較研究」、災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画「地震・津波災害に対する地域社会の脆弱性測定に基づくボトムアップ型コミュニティ防災・減災に関する文理融合的研究」
Open colloquium on the recovery and preparedness from/for mega-earthquake disasters
公開コロキアム「大規模地震災害からの復興と備え」
日時:2018年11月23日(金)13:00~17:30
場所:椙山女学園大学文化情報学部225教室
趣旨:2004年スマトラ地震、2008年四川大地震、2011年東日本大震災といった巨大地震災害、あるいは予想される南海トラフ巨大地震を素材に、巨大地震災害の復興と防災の課題について、国際比較・文理融合の観点、ならびに、国家・政府レベル、住民・コミュニティレベルにおける視点から総合的に議論します。
- 招待講演:田中重好(尚絅学院大学)復興をどう研究するか?
- 招待講演:高 孟潭(中国地震局地球物理研究所)Lessons from the Reconstruction of Wenchuan Earthquake
- 招待講演:伍 国春(中国地震局地球物理研究所)Community Sustainable Development in Disaster Recovery: Evidences from Wenchuan Earthquake
- 高橋誠(名古屋大学)巨大地震災害の経験は災害リスク軽減に対するコミュニティのキャパシティを強化しないのか?
- 室井研二(名古屋大学)大震災後のコミュニティ復興と防災-宮城県サーベイ調査から見えてきたこと
- 木村玲欧(兵庫県立大学)2016年熊本地震における被災者行動の解明~文部科学省ランダム・サンプリン グ調査結果報告
- 島田弦(名古屋大学)ジョグジャカルタ市における災害対策、土地計画、開発法制
- 黒田達朗(椙山女学園大学)最近の日本の自然災害とサプライチェーンへの影響
- 山岡耕春(名古屋大学)南海トラフ地震の短期予測に基づく防災対策の転換と新しい考え方
- 鷺谷威(名古屋大学)南海トラフ巨大地震は切迫しているのか-災害リスクの評価・伝達に関する諸問 題
- 松木孝文(大同工業大学)大規模災害に対するコミュニティ防災と大学の地域貢献-名古屋市南区南部エ リアの事例
- 黒田由彦(椙山女学園大学)防災の死角-名古屋市南区の事例からの問題提起
ワークショップ:中日巨災后的恢復重建研討会
China-Japan workshop on recovery and reconstruction from catastrophes
March 21, 2018
Seminar Room 303, Institute of Geophysics, China Earthquake Administration (CEA), Beijing, China
Organized by Commission for Earthquake Sociology, Seismological Society of China, and Nagoya University, Japan
- Takeshi Sagiya (Nagoya University): Current status of earthquake prediction and earthquake forecast in Japan
- Makoto Takahashi (Nagoya University): International comparative study on mega-earthquake disasters: reconstruction processes
- Yoshihiko Kuroda (Sugiyama Women's University): Community-based disaster prevention in an expected damaged area by Nankai Megathrust Earthquake: the case of Minami-ku in Nagoya
- Reo Kimura (University of Hyogo): Disaster management education (enhance the awareness that "Disaster affect you")
- Mengtan Gao (Institute of Geophysics, CEA): The role of land-use planning in the recovery process after a catastropics event
- Xiang Zeng, Qingle Cheng (Tsinghua University): Seismic damage prediction of Tangshan City based on the nonlinear time-history analysis of urban buildings
- Jianwen Wei (Beijing Normal University): Social inequality in disaster recovery: a case study at Wenchuan Earthquake
- Wu Guochun (Institute of Geophysics, CEA): Disaster recovery and community resilience
- Lu Yangxu (Chinese Academy of Science and Technology for Development): Reconstruction of Wenchuan Earthquake-affected areas: main findings of a four-round household survey
Open Workshop on Risk: Conversation of Seismologist vs. Sociologist
公開ワークショップ「リスクをめぐる地震学×社会学」
日時:2016年8月23日(火)14:00~17:30
場所:名古屋大学情報文化学部(全学共通教育棟・中棟4階)SIS4教室
趣旨:災害リスクは、一般に、ハザードイベントが起こったときに被害が発生する蓋然性として理解されます。地震学者は、それを評価するために自然の声に耳を傾けます。一方、社会学者は、それを人々の営みに関連づけて理解しようとします。このワークショップでは、地震学のリスク評価と、社会学を中心にしたリスク論の最前線にいるお二人の専門家を招聘し、リスク概念にフォーカスした、普段であれば出会うことのない異種混交によって、今日の災害や防災をめぐる
様々な齟齬の根底にある問題を議論したいと考えています。
- 小松丈晃(東北大学大学院文学研究科・准教授):地震リスクと二つの不確実性
- 鷺谷威(名古屋大学減災連携研究センター・教授):地震リスクの計り方と伝え方
特別パネル:巨大地震と社会に関する比較研究-日本・中国・インドネシア
Special panel: comparative study of mega-disaster and society in Japan, China, Indonesia
August 8, 2016
At International Conference on Aaceh and Indian Ocean Studies VI, Syiah Kuala University, Darussalam Campus, Banda Aceh, Indonesia
- Makoto Takahashi (Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University): Mega-earthquake disasters and reconstructing the societies: an introduction
- Yoshihiko Kuroda (Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University): Reconstruction of town with nuclear power plant: a case study of Onagawa-cho after the Great East Japan Earthquake
- Kenji Muroi (Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University): The impact of Great East Japan Earthquake on the countermeasures for next huge earthquake and tsunami disaster
- Irfan Zikri (Faculty of Agriculture, Syiah Kuala University): Strengthening social institutions: a study of community collectiveness and cohensiveness of post-tsunami Aceh 2004
Open Workshop on the Reconstruction from the 2011 Tohoku Earthquake Disaster: Sociological Approaches
公開ワークショップ「東日本大震災からの復興:社会学アプローチ」
日時:2016年5月22日(日)13:00~17:00
場所:名古屋大学情報文化学部(全学共通教育棟・中棟4階)SIS4教室
趣旨:東日本大震災から5年が経ちながらも、被災地の復興はなかなか進まない状況にあります。国際比較から見えることは、日本のこれまでの復興政策や制度が世界的にはかなり特殊だということであり、その特殊性ゆえに様々な矛盾が指摘されています。このワークショップでは、被災地における現状をつぶさに観察されてきた2組の先生方を招聘し、社会学アプローチにフォーカスした上で、復興のプロセスにある様々な課題について議論します。
- 高橋誠(名古屋大学):趣旨説明と問題提起
- 吉野英岐(岩手県立大学)、内田龍史(尚絅学院大学)、高木竜輔(いわき明星大学)「新しいステークホルダーの合意形成とコミュニティ再生に関する研究」
- 東日本大震災からの復興と岩手県の状況(吉野)
- 宮城県名取市・岩沼市における復興まちづくりの展開(内田)
- いわき市沿岸部の復興と災害公営住宅の課題(高木)
- 大矢根淳(専修大学)「これからの復興・防災の構制:リベラルな防災社会論構築のための事例検討」
- 室井研二(名古屋大学):議論とまとめ
国際ワークショップ:巨大地震とその後-災害リスク軽減の制度的変化
Trilateral workshop on mega-earthquakes and their aftermaths: changing institutions for disaster risk reduction
10:00-16:00, Saturday, November 7, 2015
Conference Hall, Integrated Research Building for Humanities & Social Sciences, Nagoya University
- Makoto Takahashi (Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University): Legacy or regenerated society? Multi‐layer actors framework for analysis of the post‐disaster reconstruction
- Takeshi Sagiya (Disaster Mitigation Research Center, Nagoya University, Japan): Institutional changes regarding earthquake risk reduction in Japan after 2011
- Yoshihiko Kuroda (Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University): The Great East Japan Earthquake and change of disaster management: toward community-based approach
- Irwan Meilano (Faculty of Earth Sciences and Technology, Bandung Institute of Technology, Indonesia): Earthquake risk reduction in Indonesia after the 2004 tsunami disaster
- Saiful Mahdi (Faculty of Mathematics and Natural Sciences, Syiah Kuala University, Indonesia): Assessing efforts to 'build back better' 10 years after 2004 Smong (Tsunami) in Aceh, Indonesia
- Djati Mardiatno (Faculty of Geography, Gadjah Mada University, Indonesia): University initiatives for disaster risk reduction in Indonesia: examples from Universitas Gadjah Mada Yogyakarta
- Wu Guochun (Institute of Geophysics, China Earthquake Administration, China): Changing institutions for disaster risk reduction after Wenchuan Earthquake
- Zhao Yandong (Institute of Science, Technology and Society, Chinese Academy of Science and Technology for Development, China): Monitoring the reconstruction of Sichuan Earthquake-affected areas: main findings of a three-round longitudinal survey
刊行物 / PUBLICATION
Disaster and Development Vol.2
災害と開発:研究報告書(2)
高橋誠/室井研二編(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- 緒言
- 第1部 東日本大震災後の復興と開発 (Part 1 The Recovery and Development from the 2011 Tohoku Earthquake Disaster)
- 室井研二:震災復興条件不利地域の比較都市社会学的研究(1)
- 第2部 スマトラ地震、その後 (Part 2 Aceh in the Aftermath of the 2004 Sumatra Earthquake)
- Makoto Takahashi and Irfan Zikri: Changing Socio-spatial Structures of Banda Aceh Region: A Descriptive Analysis of the 2023 Questionnaire Survey
- Masaya Iga and Agus Nugroho: Environment-friendly shrimp production system in East Java, Indonesia
2024/03, 116p. + ii (in Japanese and English), ISBN: 978-4-904316-19-1
Preliminary Results of the Questionnaire Survey on the Recovery after the Great East Japan Earsquake Disaster
東日本大震災の復興に関する意識調査報告書(速報版)
名古屋大学大学院環境学研究科コミュニティ防災研究会編(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- 調査の概要
- 調査結果の要約
- 調査結果
- 世帯と居住地の変化
- 震災後の住宅再建と家族関係
- 震災後の地域生活
- 現在の災害リスクと防災
- 属性
- 自由記述一覧
- アンケート調査票
2022/2, 72p. (all pages in Japanese)
Disaster and Development: Research Report 1
災害と開発:研究報告書(1)
室井研二編著(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- 室井研二:仙台都市圏における震災復興-アーバンフリンジ(周辺地域)の動向を中心に
- 名古屋大学大学院環境学研究科コミュニティ防災研究会:資料「東日本大震災後の復興と防災に関する調査」-クロス集計結果
2021/03, 80p. (all pages in Japanese), ISBN: 978-4-904316-17-7
巨大地震災害の国際比較研究報告書 - 3
International Comparative Study on Mega-earthquake Disasters: Collection of Papers Vol.3
Edited by Takahashi, M. [PDF file: 22MB]
- 田中重好:復興を社会学からどう研究するか-スマトラ地震調査から:東日本大震災の復興研究へ
- 鷺谷 威:東日本大震災から南海トラフ地震対策へ
- 松多信尚/木股文昭:災害の特徴から自然現象を読み解く:濃尾地震の被害から検証する岐阜-一宮線
- 木村玲欧:被災者は地震情報をどう認識し避難行動をとったのか~2016 年熊本地震を事例として~
- 黒田達朗:平成30年7月豪雨による製造業の被災:その原因と対策について
- 木股文昭/松多信尚:1891 年濃尾地震における東濃の陶器産業の迅速な復興過程
- Muroi, Kenji: Post Disaster Community Recovery: A comparison of the Great East Japan Earthquake in Tohoku with the Sumatra Earthquake in Aceh
- Muroi, Kenji: Historical Context of Disaster Recovery in Developing Countries: The Case of the Sumatra Earthquake in Aceh, Indonesia
- 伊賀聖屋/Agus Nugroho:災害復興後のアチェ州におけるエビの生産空間-エビ養殖をめぐるネットワークに着目して
- 島田 弦:災害対策法制と土地利用規制の連携と課題
- Appendix: Community Surveys in Aceh and Yogyakarta Regions on the Post‐disaster Recovery and Disaster Risk Reduction (DRR)
Published by Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University: Nagoya, March 2019, 151p. + iv (in English and Japanese), ISBN: 978-4-904316-16-0
Preliminary Results of the Questionnaire Survey on Recovery and Disaster Prevention after the Great East Japan Earsquake Disaster
東日本大震災の復興と防災に関する調査報告書(速報版)
名古屋大学大学院環境学研究科コミュニティ防災研究会編(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- はじめに
- 調査結果の要約
- 調査結果
- 震災前と審査維持の状況
- 住宅の再建
- 地域生活の現状
- 震災後の地域防災
- 自由記述一覧
- アンケート調査票
2018/12, 49p.+vi (all pages in Japanese)
巨大地震災害の国際比較研究報告書 - 2
International Comparative Study on Mega-earthquake Disasters: Collection of Papers Vol.2
Edited by Takahashi, M. and Muroi, K. [PDF file: 22MB]
- 小松丈晃:地震リスクと二つの不確実性
- 鷺谷 威:地震・火山災害と社会の対応について:大西洋の島国で大震法について考えたこと
- 黒田達朗:階層的サプライチェーンの空間的リスクについて
- 木股文昭:2014年御嶽山噴火の犠牲者遺族訴訟が意味するもの<
- 島田 弦:インドネシアにおける災害対策法令の概要
- Kenji Muroi: Current Situation of Disaster Reconstruction in Aceh: Preliminary Considerations for International Comparative Study on Mega-Earthquake Disasters
- Saiful Mahdi, Nany Salwa and Cut Mardiana: Factors Affecting the Migration Decision of Tsunami Survivor from the Relocation Area
- Masaya Iga: Shrimp Cultivation Network in Post-tsunami Aceh
- Makoto Takahashi, Masaya Iga and Irfan Zikri: Recovering Land-use-type Food Productions in Post-disaster Aceh: a Descriptive Analysis of the 2014 Questionnaire Survey
Published by Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University: Nagoya, September 2017, 153p. + ii (in English and Japanese), ISBN: 978-4-904316-15-3
別冊:インドネシアにおける災害関連主要法令[日本語訳](訳:島田弦)
For an alternative paradigm of disaster prevention (Series 3): the community-based disaster risk reduction
連続研究会・新しい防災の考え方を求めて(シリーズ3):コミュニティ防災を考える
田中重好、高橋誠、黒田達朗編(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- はじめに(田中重好)
- 地域防災力向上のための豊橋市の先進的な取組み(愛知県豊橋市)
- 津波防災まちづくり計画(静岡県牧之原市、静波地区)
- 徳島県美波町での防災の取組みと課題(徳島大学地域創造センター、美波町地域づくりセンター)
- 三重県南伊勢町での防災の取組みと課題(三重県度会郡南伊勢町、田曽浦地区)
- 町民とともに取り組む紀宝町防災対策(三重県南牟婁郡紀宝町)
- 名古屋市の自主防災組織と地域防災(愛知県名古屋市)
- 市民安全確保推進会議の取組みと防災意識啓発について(兵庫県豊岡市)
- 被災後の自主防災組織等のコミュニティ防災の現状と課題~気仙沼市階上地区から学ぶ~(宮城県気仙沼市、階上地区)
- あとがき(高橋誠)
2017/3, 198p. (all pages in Japanese), ISBN: 978-4-904316-14-6
Preliminary Results of the Questionnaire Survey on Community Capacity for Disaster II
地域防災力向上のための自主防災組織リーダー向けアンケート調査報告書(速報版)
地域防災力診断マニュアル研究会編(名古屋大学大学院環境学研究科/特定非営利活動法人環境防災総合政策研究機構発行)
- はじめに
- 調査結果の要約
- 調査結果
- 地域の基本情報
- 地域社会の特性
- 行政からの支援
- 災害リスク
- 自主防災組織の活動
- 災害対応力
- 自由記述一覧
- アンケート調査票
2016/9, 62p. (all pages in Japanese)
巨大地震災害の国際比較研究報告書 - 1(PDF版)
International Comparative Study on Mega-earthquake Disasters: Collection of Papers Vol.1 (PDF Version)
Edited by Takahashi, M., Muroi, K. and Tanaka, S. [PDF file: 15MB]
- Mega-earthquake Disasters and Reconstructing the Societies: an Introduction (Takahashi, M.)
- Archives
- 木村玲欧:東日本大震災から5年を迎えた被災者の復興状況(NHK報道局社会部実施調査)
- Uchida, R.: New Research in Post-disaster Reconstruction on Building Stakeholder Consensus and Community Revitalization: the Evolution of Reconstruction Plans in the Cities of Natori and Iwanuma in Miyagi Prefecture
- Kuroda, Y.: The Great East Japan Earthquake and Change of Disaster Management in Japan: Toward Community-based Approach
- 松多信尚:北丹後地震に見る活断層近傍の被害について
- 木股文昭:私たちは御嶽山でなぜ63人を失ったのか
- Tanaka, S.: Disaster-prevention Paradigms up to the Great East Japan Earthquake in Japan
- Iga, M.: Spatial Restructuring of Shrimp and Fish Supply Chains in Post-tsunami Aceh Province
- Muroi, K.: Toward International Comparative Research on Mega-Earthquake Disasters: The Sumatra Earthquake Reconsidered
Published by Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University: Nagoya, September 2016, 120p.+x (in English and Japanese), ISBN: 978-4-904316-13-9
For an alternative paradigm of disaster prevention (Series 2)
連続研究会・新しい防災の考え方を求めて(シリーズ2)
田中重好、高橋誠、黒田達朗編(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- はじめに(黒田達朗)
- 開催趣旨(田中重好)
- 地区防災計画制度について-地域住民が主体となり、共助によって地域防災力を強化する法制度(西澤雅道)
- 三陸リアスの防潮堤を考える-土木計画の立場から(谷下雅義)
- 海外の災害復興事例に学ぶ(室﨑益輝)
- 「古い」防災の考え方と今後の防災のあり方(吉井博明)
- あとがき(高橋誠)
2015/11, 105p. (all pages in Japanese), ISBN: 978-4-904316-11-5
Preliminary Results of the Questionnaire Survey on Community Capacity for Disaster
地域防災力向上のための自治体向けアンケート調査報告書(速報版)
地域防災力診断マニュアル研究会編(名古屋大学大学院環境学研究科/特定非営利活動法人環境防災総合政策研究機構発行)
- 調査結果の概要
- 調査結果
- 被災経験
- 防災知識の普及
- 防災訓練
- 組織間の連携 など
- 自由記述一覧
- アンケート調査票
2015/9, 62p. (all pages in Japanese)
For an alternative paradigm of disaster prevention
連続研究会・新しい防災の考え方を求めて
田中重好、高橋誠、黒田達朗編(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- はじめに(黒田達朗)
- 開催趣旨(田中重好)
- 防災分野で今後やるべきと思っていること(林春男)
- 地震研究観測は東北沖地震の被害軽減に役立ったか(安藤雅孝)
- 3.11で地震学と地震学者は変わったのか?(鷺谷威)
- 新たな防災・減災に向けて-東日本大震災、近年豪雨災害等の教訓に学ぶ(関克己)
- 砂と粘土はどう違うか?地震による表層地盤の変状に関連させて(浅岡顕)
- 減災社会から防災へ~東海・南海トラフ巨大地震に備えて~(岩田孝仁)
- おわりに(高橋誠)
2014/10, 109p. (all pages in Japanese)
Tsunami Disaster and Reconstruction in Aceh Following the 2004 Sumatra Earthquake
スマトラ地震による津波災害と復興
高橋誠、田中重好、木股文昭編著(古今書院発行)
- まえがき(木股文昭)
- アチェへ(高橋誠)
- 課題と視点-何を問うてきたか(田中重好)
- アチェの社会と文化(田中重好/高橋誠)
- 直後-被害と緊急対応(田中重好)
- 地震と津波(木股文昭/伊藤武男)
- アチェを襲った津波(海津正倫)
- 被害の広がりと集中(田中重好/高橋誠)
- 津波来襲時の対応行動(高橋誠/田中重好)
- 津波後の対応行動(田中重好/高橋誠)
- 1年後-復旧状況と復興に向けて(田中重好/黒田達朗)
- 個人と家族の状況(田渕六郎/木村玲欧/高橋誠)
- 復興に向けての課題(田中重好)
- 被災後の法的課題(島田弦)
- 3~5年後-復興は進んだのか(高橋誠)
- 3年後時点での復旧・復興カレンダー(木村玲欧)
- 被災後3年間の状況と問題の変化(高橋誠)
- 個人と家族の状況(田中重好/高橋誠)
- コミュニティの死と再生(田中重好)
- 復興支援の状況(伊賀聖屋/田中重好)
- 調整メカニズムの欠如(高橋誠)
- 見捨てられる人たち-華人への支援(伍国春)
- 復興と都市構造の変化(高橋誠/伊賀聖屋)
- 現在-8年あまりが経って(高橋誠)
- 2004年スマトラ地震後の破壊過程とスマトラ断層(木股文昭/伊藤武男)
- 災害リスク管理の法制度(島田弦)
- 超巨大地震・スマトラ地震と津波の特徴(高橋誠)
- コミュニティ防災と災害文化(田中重好)
- インドネシアへのメッセージ(高橋誠)
- 津波災害体験談の収集と活用(林能成)
- 途上国における地震津波防災と学術交流(木股文昭)
- インドネシアの防災力の向上のために(田中重好)
- スマトラ地震から東日本大震災へ
- スマトラと東北の津波避難(安藤雅孝)
- インドネシアへ、そしてインドネシアから(木股文昭)
- 過去・将来の巨大地震・津波災害を考える(川崎浩司)
- 自然災害への対峙-オオカミ少年と科学者との間(黒田達朗)
- 法学者の観点から-アチェ、中部ジャワ、西スマトラ、東北(島田弦)
- 「わがこと意識」を向上させるための災害事例の活用(木村玲欧)
- グローバル化する災害をどう「共有財産」にするか(田中重好)
- あとがき(高橋誠)
- 参考文献、英文要旨、索引、著者一覧
2014/02, 404p. (in Japanese with English Summary), ISBN: 987-4-7722-4171-7
Surviving a Huge Tsunami: Learnt from the Experiences of the 2004 Sumatra Earthquake/Tsunami
大津波を生き抜く-スマトラ地震津波の体験に学ぶ
田中重好、高橋誠、イルファン・ジックリ著(明石書店発行)
- はじめに
- 2004年スマトラ地震津波の体験
- 超巨大地震と大津波-スマトラ地震津波の概要
- 地震発生と津波の来襲-衝撃期から安全確保まで
- 津波直後の混乱-安否確認・治療・デマ
- 様々な援助-国際的支援と国内的支援
- 復興住宅の建設-生活再建への足がかり
- 復興の道のりと課題
- 被災後の地域の変化-人間関係とコミュニティ
- 復興後の課題-お金の問題とこころの問題
- 支えとしての信仰-イスラム教の教え(受け入れる)
- 災害文化の共有-津波を語り継ぐ
- スマトラ地震津波の体験から
- 日本の津波体験-三陸大津波から東日本大震災へ
- 災害多発国、日本
- 三陸沿岸地域の津波
- 東日本大震災が起きた
- おわりに
2012/12, 277p. (all pages in Japanese), ISBN: 987-4-7503-3735-7
災害へのコミュニティアプローチ
Community Approach to Disaster
Editted by Djati Mardiatno and Makoto Takahashi
- Foreword
- Preface from Editors
- Community Approach and Community Prepa-redness to Disaster (Shigeyoshi Tanaka)
- Community Preparedness: a New Paradigm in Disaster Management in Indonesia (Deny Hidayati)
- Legal Systems for Disaster Management in Indonesia (Yuzuru Shimada)
- Inundation and Coastal Change in the Lowlands of Northwestern Aceh Province Caused by the 2004 Indian Ocean Tsunami
- Environmental Geomorphological Overview of Bantul Graben Area: a Note Related to Yogya-karta Earthquake 2006 (Djati Mardiatno)
- Long-Term Post-Tsunami Recovery in Aceh: Survey of Community Perspective on Recovery Priorities (Krishna S. Pribadi, M. Dirhamsyah, and Bayu Novianto)
- Conditions for the Community-Based Disaster Management: Social Geographies of the Housing Reconstruction in Aceh (Makoto Takahashi)
- The Role of Local Wisdom in the Javanese Survival Strategy in Facing the 2006 Bantul Earthquake (Widayatun and Deny Hidayati)
- Surviving the Bantul Earthquake: Perspective from Livelihood Aspect (Sri Rum Giyarsih and Syarifah Aini Dalimunthe)
- Designing Suitable Information Dissemination Against Natural Disasters: from the Case Study of Mt. Kelud Eruption in 2007 in East Java, Indonesia (Yasuhito Jibiki, Dicky Pelupessy, Naoya Sekiya, and Atsushi Tanaka)
- Authors Biographies
Published by Gadjah Mada University Press: Yogyakarta, July 2012, 195p.+xvi (all pages in English), ISBN: 979-420-787-X
大津波から生き残った人びと
Orang Orang Yang Bertahan dari Tsunami
Peole who have survived the tsunami [PDF: 7.1MB]
Written by Tanaka, S., M. Takahashi and Irfan Z.
The Acehnese people's narratives of the 2004 Sumatra earthquake and tsunami (Cerita Korban Aceh dari Gempa dan Tsunami bumi Sumatera Hindia 2004). Published by JICA-JST/Nagoya University: Jakarta, March 2011, 128p.+iv, all pages in Indonesian
Buku ini merupakan sebuah wacana pemahaman tentang bencana tsunami bukan dari sudut pandang tenaga ahli bencana atau ilmuan, tetapi lebih didasari dari pengalaman dan sudut pandang orang-orang yang pernah mengalaminya secara langsung. Judul buku ini "orang-orang yang bertahan dari tsunami" memiliki dua makna. Makna pertama adalah mereka telah 'selamat bertahan hidup' dari kondisi bahaya pada saat tsunami menerjang. Namun yang lebih penting adalah makna 'terus tetap hidup' meskipun telah ditempatkan dalam kondisi yang sulit untuk menekan perasaan karena kehilangan berbagai macam tidak hanya sumber mata pencaharian, bahkan yang teramat penting kehilangan kerabat dan sanak saudara. Sehubungan dengan itu, buku ini menyajikan informasi yang berkaitan dengan pengetahuan kearifan tsunami berdasarkan rangkuman pengalaman orang-orang yang selamat dari tsunami yang mungkin tidak dapat dimengerti hanya dengan pengetahuan ilmiah saja. (Dari "PENGANTAR", P.ii)
DAFTAR ISI
- Pengalaman gempa/tsunami Sumatera tahun 2004
- Memastikan keselamatan setelah masa serangan bencana
- Setelah aman dari bencana
- Bantuan
- Perumahan rekonstruksi
- Perubahan di daerah pasca bencana
- Isu isu yang tersisa setelah reconstruksi
- 'Penerimaan' sebuah bencana
- Demi pembinaan budaya bencana tsunami
- Dari pengalaman tsunami Jepang
- Jepang -- Negara dengan banyak bencana
- Tsunami di wilayah pantai Sanriku
- Tsunami gempa Meiji-Sanriku
- Tsunami gempa Showa-Sanriku
- Tsunami gempa Chile
- Bencana tsunami di seluruh Jepan dan langkah penanganannya
PENULIS: TANAKA Shigeyoshi, TAKAHASHI Makoto, dan IRFAN Zikri
KERJASAMA: Kementerian Riset dan Teknologi (KRT), Lembaga Ilmu Pengetahuan Indonesia (LIPI), Japan International Cooperation Agency (JICA), Japan Science Technology Agency (JST), dan Universitas Nagoya
MEMPUBLIKASIKAN: 14 Maret 2011 di Jakarta
ISBN: 978-979-630-082-2 (128+iv halaman/PDF: 7,123KB), Bahasa Indonesia
The Investigation Report of 2004 Nothern Sumatra Earthquake (Additional Volume)
2004年北部スマトラ地震調査報告(別冊)
木股文昭、田中重好、高橋誠編(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- インド洋地震津波災害6年後のバンダアチェの状況について(川崎浩司)
- 2010 年の質問紙調査の結果―インドネシアのアチェとジョグジャカルタとの比較(高橋 誠・田中重 好・Deny Hidayati・Djati Mardiatno・Irfan Zikri)
- The Provision of Food for Disaster Victims: Lessons Learned from the 2006 Bantul Earthquake (Deny Hidayati, Widayatun, Triyono, Haryadi Permana, Makoto Takahashi, Tanaka Shigeyoshi, Umitsu Masatomo)
- Shelter Condition and Housing Development from Emergency to Rehabilitation and Reconstruction Phases after the 2006 Earthquake in the District of Bantul (Widayatun, Deny Hidayati, Triyono, Haryadi Permana, Makoto Takehashi, Tanaka Shigeyoshi, Umitsu Masatomo)
- 2009年9月30日西スマトラ地震後の住宅復興に関する法制度と問題点―パダン市、パダン・パリアマン 県、アガム県における調査ノート(島田 弦)
- Women Economic Contribution: an Existence to Household Economy in Coastal Area after Tsunami Disaster (Evi Lisna, Safrida, Irfan Zikri, Reza Sukma)
- Soil Properties and Its Management in Tsunami Effected Land in Aceh Province, Indonesia (Helmi)
- Survival Strategy: Learning from Disaster Experiences in Aceh (Agussabti, Indra, Irfan Zikri, Saiful Bahri)
- インドネシア バンダアチェ付近のスマトラ断層(松多信尚・Irwandi Nurdin・Nazli Ismail)
- シアクラ大学でスマトラ断層に関する現地ワークショップの開催(木股文昭)
- The Impact of Merapi Lahar Hazard on Code Down Stream: the Experience of Tamanan Community, Yogyakarta (Sri Rum Giyarsih and Syarifah Aini Dalimunthe)
- Land Use Change and Carbon Emission due to Merapi Volcanic Eruption 2010 in Yogyakarta Special Province (DIY) (Nina Novira, Dwi Wahyuni Nurwihastuti, Nur Indah Sari Dewi)
- Spatio-temporal Modelling of Population Distribution for the Tsunami Risk Assessment in Pacitan, Indonesia (Djati Mardiatno, Bachtiar Wahyu Mutaqin)
Published by Graduate School of Environmental Studies, Nagoya University: Nagoya
March 2011, 111p.+ii
The 6th Investigation Report of 2004 Nothern Sumatra Earthquake
2004年北部スマトラ地震調査報告VI
田中重好、高橋誠編(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- インド洋地震津波災害5年後のバンダアチェの現況について(川崎浩司)
- インド洋大津波の被災者の語りと場所(高橋 誠/田中重好)
- 語りに見るスマトラ島沖地震津波の被災体験(田中重好/高橋 誠)
- 社会的インフラの復興プロセス―被災5年後のバンダアチェ(伊賀聖屋/田中重好/高橋 誠)
- Monitoring building infrastructure post tsunami disaster using remote sensing data and geographic information system: case study Syiah Kuala Sub-district, Banda Aceh City (Muzailin Affan/Dahlan)
- 社会統計から見たアチェ―復興後に残された課題(上村泰裕)
- スマトラ島北西部のスマトラ断層における地震発生ポテンシャル(伊藤武男/Gunawan/木股文昭/田部井隆雄/Irwandi/Agstan/Irwan Meilano/Mark Simons)
- Ground deformation detected by AGNeSS (Aceh GPS Network for Sumatran fault System) in North Sumatra after the 2004 Sumatra-Andaman earthquake (Endra Gunawan/Takeo Ito/Fumiaki Kimata/Takeshi Sagiya/Takeo Tabei/Didik Sugiyanto/Irwandi/Irwan Meilano/Mipi A. Kusuma/Hasanuddin Z. Abidin/Agustan)
- Comparative study of settlement quality before and post earthquake at Pleret Sub-district, Bantul Regency: a geography perspective (Sri Rum Giyarsih/Syarifah Aini Dalimunthe)
- Identification of land parcel boundary in the post tsunami disaster using Quickbird satellite image: a case study in Meulaboh, Aceh (Wikantika, K./Desma/A. Hernandi/F. Hadi/S. Darmawan)
- Land management for sustainable agriculture in Krueng Raya Area, Aceh Besar, Indoensia (Helmi)
- Identification of typology-based poverty in Aceh (Agussabti/Irfan Zikri)
- Integration of traditional community norms into disaster risk management laws in Indonesia: learning in Aceh and practicing in Central Java (Shimada Yuzuru)
- Gender roles in disaster management in Aceh (Deny Hidayati/Widayatun)
- School-based disaster preparedness in Bengkulu City (Deny Hidayati/Widayatun/Triono)
- Multi-hazards risk assessment using spatial multi criteria evaluation (SMCE) method: a case study in Pacitan City, East Java, Indonesia (Djati Mardiatno/Yurdinus Panji Lelean)
- 地域の災害教訓を次世代へと継承する―1944年東南海地震の津波教訓を三重県尾鷲市の小学生たちに伝える(木村玲欧)
- 新聞紙上に見る「防災」の盛衰(林 能成)
Published by Guraduate School of Environmental Studies, Nagoya University: Nagoya, July 2010, 292p.+ii
The 5th Investigation Report of 2004 Nothern Sumatra Earthquake
2004年北部スマトラ地震調査報告V
田中重好、高橋誠編(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- バンダアチェおよびスマトラ島北西部海岸地域の津波被災地における復興状況(海津正倫)
- インド洋地震津波から4年後のバンダアチェの復旧・復興状況について(川崎浩司)
- 津波被害とバンダアチェの都市空間構造(高橋 誠)
- 復興支援は届いたか―RANデータベースによる比較分析(上村泰裕)
- バンダアチェにおけるNGO支援(伊賀聖屋/田中重好/高橋 誠)
- スマトラ地震津波災害への海外支援―何が明らかとなり、何が今後の課題となるのか(田中重好)
- Community's perception on reconstruction process in Aceh (Agussabti/Irfan Zikri)
- Changing problems in the post-tsunami reconstruction process at Banda Aceh: victims' perspectives (Takahashi, M./Tanaka, S.)
- アチェにおける津波被害復興と紛争被害復興-覚え書き(島田 弦)
- インドネシアに災害文化をどう育てて行くか(田中重好/高橋 誠)
- Proposing the community-based tsunami warning system (Takahashi, M./Tanaka, S./Kimata, F./Nakaseko, T./Suhirman)
- Tsunami warning and evacuation system in Nishiki of Central Japan (Nakaseko, T./Kimata, F./Tanaka, S./Takahashi, M.)
- Tsunami and Disaster Mitigation Research Center roles on disaster and multi-hazard mitigation activities (Didik Sugiyanto/Nani Eliza)
- 津波から4年 バンダアチェで初の津波避難訓練に参加して(木股文昭)
- インドネシアとフィリピンから10 名の学生を迎え 2008 年ユネスコ青年交流信託基金事業 大学生交流プログラム「津波被災文化の継承による津波防災意識の向上」の取り組み(木股文昭)
- 2004年スマトラ地震津波から4年間のGPS観測で見えてきた地震余効変動とスマトラ断層での歪み蓄積(木股文昭/伊藤武男/Endra Gunawan/Agustan/田部井隆雄/Irwandi/Didik Sugiyanto/Meilano Irwan/Mipi Ananta Kusumah)
- Field challenge of continues GPS array maintenance on Sumatra Fault: report of the August 13-14, 2008 AGNeSS continue site investigation (Irwandi/Ito, T./Kimata, F.)
- Rapid soil evaluation in tsunami effected areas by using soil visual assessment (Helmi)
- 津波発生プロセスを解明するための新データの取得~系統的な津波目撃証言の収集からわかること~(林 能成)
- 組織としての災害調査(木村玲欧)
Published by Guraduate School of Environmental Studies, Nagoya University: Nagoya, May 2009, 139p.+ii
海岸環境と管理に関する国際会議報告書
Proceedings of the international conference on coastal environment and management: for the future human lives in coastal regions
Edited by Masatomo Umitsu and Makoto Takahashi [PDF: 58.1MB]
- Wikantika, K., S. Widyastuti, E. Djunarsjah, F. Hadi, and S. Darmawan: Coastline Change Analysis in the Post Tsunami Disaster with Landsat-ETM Satellite Image: a Case Study in Northern Coast of Aceh
- Djati Mardiatno, Muh Aris Marfai, and Junun Sartohadi: Multi-risk of Disasters in Cilacap City, Indonesia
- Muh Aris Marfai, Ratih Fitria Putri, Djati Mardiatno, and Junun Sartohadi: Potential Loss Estimation of Agricultural Production Due to Tsunami Hazard
- Haryadi Permana, M. Dirhamsyah, M. Ridho, Illiza Sa'aduddin, Didik Sugiyanto, Irina Rafliana, Del Afriadi Bustomi, Juriono, Edie Prihantoro, and Teddy W. Sudinda: The Banda Aceh Tsunami Drill: First Exercise of Vertical Evacuation in Indonesia (November 2nd, 2008)
- Deny Hidayati, and Laila Nagib: The Aceh Besar Community Preparedness in Anticipating Earthquakes and Tsunamis
- Junun Sartohadi, Muh Aris Marfai, and Djati Mardiatno: Coastal Zone Management Due to Abrasion along the Coastal Area of Tegal, Central Java Indonesia
- Rawee Thaworn, and Somying Soontornwong: Community-based Restoration of Mangrove Forest Land and Livelihood Security, Baan Thong Lhang, Phang Nga
- Charlchai Tanavud: Tsunami Hazard Management in Thailand
- M. Shahidul Islam: Challenges to Cyclone Disaster Management in Bangladesh: Lesson from Super Cyclone SIDR
- Md. Ataur Rahman: Coastal Vulnerabilities and its Integrated Management along Bangladesh Coast
- Van Lap Nguyen, Thi Kim Oanh Ta, and Yoshiki Saito: Coastal landform variations of the Mekong River Delta, Vietnam in relation to monsoon activities
- Thi Kim Oanh Ta, Van Lap Nguyen, Masaaki Tateishi, Yoshiki Saito, Masatomo Umitsu, and Iwao Kobayashi: Holocene coastal delta development patterns and sediment discharge of the Mekong river in Vietnam
- Hai Ha Quang: Protection and Management of Karstic Geosites of Ha Tien - Kien Luong Coastline, Viet Nam
- Vien Ngoc Nam, and Tran Dinh Hue: Mangrove Flora Biodiversity in Con Dao National Park, Baria - Vung Tau Province, Vietnam
- Cao Huy Binh, and Vien Ngoc Nam: Carbon sequestration of Ceriops decandra (Griff.) Ding Hou in Can Gio Mangrove Biosphere Reserve, Ho Chi Minh City, Vietnam
- Charlchai Tanavud, and Thudchai Sansena: Assessing Potential Impacts of Sea Level Rise on Coastal Areas in Songkla Lake Basin Using GIS and Remotely Sensed Data
- Naruekamon Janjirawuttikul, and Masatomo Umitsu: Relationships between acid sulfate soils and landforms in Nakhon Si Thammarat, Thailand
- Ho Thi Kim Loan, and Masatomo Umitsu: Application of SRTM3 DEM and LANDSAT ETM data to generate geomorphologic map for the purpose of flood risk map in the Thu Bon alluvial plain and Hoi An, Vietnam
- Helmi: Community Base Approach in Mangrove Restoration and Management in Simeulue Island Province of NAD, Indonesia
Published by Guraduate School of Environmental Studies, Nagoya University: Nagoya, March 2009, 146p.
熱帯アジア海岸地域における自然災害軽減に関する地形学的比較研究
Geomophological comparative research on natural disaster mitigation in the coastal regions of tropical Asia: proceedings of Phuket, Ho Chi Minh, and Pattaya Conferences
Edited by Masatomo Umitsu and Makoto Takahashi [PDF: 85.2MB]
- PART I - PHUKET CONFERENCE
- Satoshi Ishiguro, Toshiro Sugimura, Shigeki Sano, Yasuhiro Suzuki: DSM Accuracy Generated by Combining Single-images from IKONOS and QuickBird: A Case Study of Nam Khem Plain, Thailand
- Suharyadi, and Taufik Heri Purwanto: Quick Assessement & Mapping of Earthquake Damage Using Remote Ssensing Imagery: Case Yogyakarta, Indonesia
- Djati Mardiatno, Sutikno, Sunarto, Franck Lavigne, Johann Stoetter: The Impact of Java Tsunami 17th July 2006 to the South Coast of Java Island - Indonesia
- Masatomo Umitsu, Charlchai Tanavud, Boonrak Patanakanog: Effects of Landforms on the Tsunami Flow in the plain of Banda Aceh, Caused by the Giant Earthquake off Sumatra, Indonesia
- Norimi Mizutani, Tomoaki Nakamura: Tsunami Wave Force and its Estimation Method: Forces on a Rectangular Body
- Sumiko Kubo: Geomorphological Mapping and Regional Features of the Lower Mekong Plain (Cambodia)
- Hiromi Kataoka: Future Issues on Supply of Disaster Information to Residents with Foreign Nationality in Hamamatsu City, Shizuoka Prefecture (Japan)
- PART II - HO CHI MINH CONFERENCE
- Nguyen Tien Cong, and Nguyen Thanh Phuong: An Assessment of the Changes of the Ecological Significance of Wetlands and Mangroves in the Red River Coastal Zone, Vietnam
- Ta Thi Kim Oanh, Nguyen Van Lap, Bui Thi Luan, Masatomo Umitsu: Diatom and Foraminifera as Indicators of Environmental Change in Mangrove Swamps of Ca Mau Peninsula, Vietnam
- Bui Thi Nga, Huynh Quoc Tinh: The Mangrove-Shrimp System in The Mekong Delta, Vietnam: Present Status, Researches, and Conservation
- Somying Soontornwong, Tanongsak Janthong: Mangrove Community Institutional Development: Experience of Pred Nai, Trat, Thailand
- Kiyoshi Fujimoto, Masatomo Umitsu, Kumiko Kawase, Van Lap Nguyen, Thi Kim Oanh Ta, Duc Hoan Huynh: Geomorphological Evolution and Mangrove Habitat Dynamics of the Northern Mekong River Delta and the Dong Nai River Delta
- Naruekamon Janjirawuttikul, Masatomo Umitsu: Geo-environment and Acid Sulfate Soils in the Lower Central Plain, Thailand
- Junun Sartohadi, Langgeng Wahyu Santosa, Wirastuti Widyatmanti: The Conservation Problems of Mangrove Forest in Segara Anakan - Central Java - Indonesia
- Mkrtchyan F. A., Krapivin V. F., Golovachev S. P.: An Adaptive Microwave Radiometry Technology for the Monitoring Forest Ecosystems and Cpastal Zones
- Ngo Thi Phuong Uyen, Nguyen Van Lap, Ta Thi Kim Oanh: Coastline Change in Ben Tre Province, Mekong River Delta
- PART III - PATTAYA CONFERENCE
- Vu Van Phai, Nguyen Hieu, Vu Le Phuong: Coastal Erosion of Vietnam: Status State and Reasons
- Nguyen Ngoc Thach, Tran Nghi, Nguyen Hieu, Pham Ngoc Hai, Nguyen thi Thu Hien: Assessment on the Effects of Sea-level Rising and River Activity to Changing in the Coastal Zone of the Red River Delta by Using Remote Sensing and GIS
- Junun Sartohadi, Rino Cahyadi Srijaya Giyanto, Wirastuti Widyadmanti, Suratman Woro Suprodjo: The Changes of Coastline During the Period 1934 to 2006 in Kulonprogo District, Yogyakarta, Indonesia
- Rino Cahyadi Srijaya Giyanto, Langgeng Wahyu Santosa, Junun Sartohadi, Suratman Woro Suprodjo: Identification of Coastal Area Damage Using Remote Sensing and GIS in Parangtritis, Yogyakarta
- Tomoaki Nakamura, Norimi Mizutani, Yasuki Kuramitsu: Effects of Pore Water Pressure on Scour - in Case of Local Scour Due to Runup Tsunami -
- Norimi Mizutani, Hyun-Ho Ma, Shu Eguchi: Study on Beach Profile Change of Ida Beach of Shichiri-Mihama Coast
- Kwang-Ho Lee, Norimi Mizutani, Toshikai Fujii: A Numerical Model for Gravel Beach Deformation Based on Two-way Method
- APPENDIX
Published by Guraduate School of Environmental Studies, Nagoya University: Nagoya, March 2008, 199p.+i
The 4th Investigation Report of 2004 Nothern Sumatra Earthquake
2004年北部スマトラ地震調査報告IV
高橋誠、木村玲欧編(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- 2004年スマトラ・アンダマン地震津波から3年:地震学としての課題と展望(木股文昭)
- スマトラ島沖地震津波後のスリランカ・タイ・インドネシアにおける津波防災対策の取り組みについて(川崎浩司)
- 津波災害後の社会における法律問題への取り組み―2007年12月バンダアチェ市における調査から―(島田 弦)
- Identification of Land Acquisition and Resettlement Process of Infrastructure Development Project in Aceh (Agussabti and Irfan)
- 津波災害と華人復興(伍 国春)
- The Questionnaire Survey of December 2007: Preliminary Descriptions (Makoto Takahashi, SHigeyoshi Tanaka, Tatsuaki Kuroda, Reo Kimura, and Suhirman)
- スマトラ沖大地震・津波による経済的影響:アンケート調査による予備的考察(黒田達明)
- バンダアチェでの調査票調査の実施~復旧・復興カレンダー~(木村玲欧)
- コミュニティの消滅から再生へ(田中重好・高橋 誠)
- 津波遭遇条件が避難に与える影響~バンダアチェ周辺における聞き取り調査からの考察~(林 能成・安藤雅孝)
- The construction of new dense GPS observation network: AGNeSS (Aceh GPS Network for Sumatran Fault System) (Takeo Ito, Irwan Meilano, Takeo Tabei, and Fumiaki Kimata)
- アチェ山中における2004年スマトラ地震津波後の変化(木股文昭)
- Preparedness of the Government of Aceh Besar District: in Anticipating Earthquakes and Tsunamis (Deny Hidayati and Laila Nagib)
- Aceh Government Disaster Risk Reduction Strategy (Muhammad Nazar, Usman Budiman, and Muhammad Dirhamsyah)
- 津波被災体験の共有化をめざし:シャクアラ大学学生との交流(木股文昭 + Putri & Emi)
- 三重県大紀町錦地区での津波の避難に関するアンケート調査結果(田中重好・高橋 誠・辻村大生・木村玲欧)
- 地域に根ざした津波対策を考える:三重県大紀町錦地区の津波対策から(田中重好・高橋 誠)
- Grassroots Disaster Preparedness? Lessons from Aceh and Nishiki (Makoto Takahashi, Shigeyoshi Tanaka, and Suhirman)
- 2007年度におけるインドネシアとの津波災害に関する共同研究事業(海津正倫)
Published by Guraduate School of Environmental Studies, Nagoya University: Nagoya, March 2008, 183p.+ii
The 3rd Investigation Report of 2004 Nothern Sumatra Earthquake
2004年北部スマトラ地震調査報告III
高橋誠、木村玲欧編(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- インドネシアで起きた最近の4つの被害地震(安藤雅孝)
- Two Years GPS Observation in Aceh (Irwan Meilano, et al.)
- スマトラアンダマン地震の地震測地学的な側面からの知見(伊藤武男ほか)
- The Role of Ocean Modelling for Disaster Reduction (Syamsul Rizal)
- Determination of Shallow Shear-wave Seismic Velocity and Subsurface Structure Conditions in the Krueng Aceh River Delta Using the Reflection Seismic Method Focused to Future Earthquake Disaster Mitigation and Building Rehabilitation (Idawati Arsyad, et al.)
- Giant Tsunami and Geo-environment in the Plain of Banda Aceh, Indonesia (Masatomo Umitsu)
- 津波被災体験の記録と絵画化(林 能成ほか)
- 海で津波に遭った人の話―序報(安藤雅孝・林 能成)
- 地震・津波被害における家族・人口学的要因(田渕六郎)
- International Aid and Livelihood Reconstruction after the Sumatra Earthquake (Shigeyoshi Tanaka)
- アチェの住宅復興とローカルコミュニティをめぐる調整メカニズム(高橋 誠)
- Mapping Keys Actors in Community Housing and Infrastructure Development after Earthquake and Tsunami in Banda Ache December 2004 - December 2006 (Suhirman)
- インドネシア、バンダ・アチェ津波被害地域おける復興状況調査―農村分野及びJICAの活動からの視点(西村美彦)
- Assessment to Undertake Livelihoods Program Post-tsunami (Agussabti & M. Dirhamsyah)
- アチェ津波災害復興プロセスにおける法の役割(島田 弦)
- 復興と華人社会(伍 国春)
- スマトラ地震からの復興過程を追う(田中重好)
- 2004年アチェ・アンダマン地震からアチェへの鎮魂歌(木股文昭)
- スマトラ災害文化育成プロジェクト~『超巨大地震がやってきた』出版とその後の展望~(木村玲欧)
- 国際学術交流の成果と今後の課題(黒田達朗)
Published by Guraduate School of Environmental Studies, Nagoya University: Nagoya, February 2007, 109p.+ii
A Super-giant Earthquake Has Come: Learned from the 2004 Sumatra Earthquake/Tsunami
超巨大地震がやってきた-スマトラ沖地震津波に学べ
木股文昭・田中重好・木村玲欧編(時事通信社発行)
- 巨大な地震が起きた(木股文昭・田中重好)
- 自然現象としての超巨大地震(木股文昭・安藤雅孝・伊藤武男)
- 大津波発生(海津正倫・高橋誠・木村玲欧・田中重好)
- 立ち直る人々-生活の再建(黒田達朗・高橋誠・木村玲欧・田渕六郎・田中重好)
- 巨大地震と津波に備えて(木股文昭・田中重好)
- 日本の地震・津波対策(木村玲欧・木股文昭・田中重好)
2006/11, 229p.+vi (all pages in Japanese)
ISBN: 4-7887-0667-9
2nd Investigation Report of 2004 Nothern Sumatra Earthquake
2004年北部スマトラ地震調査報告II
木村玲欧、木股文昭編(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- バンダアチェの現況(黒田達朗)
- 文理融合・国際共同研究として取り組む2004 年アチェ・アンダマン地震(木股文昭)
- 文理融合型の災害研究をめざす、最初の一歩(田中重好)
- Searching for Old Tsunamis and Earthquakes in Banda Aceh (Glenda M. Besana)
- バンダアチェへの名古屋大学調査団派遣について(黒田達朗)
- スマトラのGPS 観測から見えてきた断層の滑り分布(木股文昭)
- 津波災害からの復興と自然条件-名古屋大学総長裁量経費プロジェクト(海津正倫)
- スマトラ地震後の生活・都市復旧過程の研究-名古屋大学研究科長裁量経費プロジェクト(田中重好)
- <現地セミナーの実施(木村玲欧)
- 2004 Ache-Andaman Great Earthquake (Masataka Ando)
- 2004年アチェ・アンダマン地震と災害に関する国際共同研究の課題と提案(木股文昭)
- Learning to Live with Earthquakes and Tsunamis for the Safety of our Children's Children (Glen da M. Besana)
- Report of GPS Observations at Simeulue and Nias Island due to the 2004 Sumatra-Andaman Earthquake and 2005 Nias Earthquake (Agustan)
- GPS measurement of coseismic displacement in Aceh province after the 2004 Aceh-Andaman earthquake (Meilano Irwan)
- Crustal deformation following the 2004 Sumatra-Andaman earthquake in the northern Sumatra region (Preliminary Report) (Yusaku Ohta)
- Evaluation of visco-elastic and poro-elastic deformations following the 2004 Sumatra-Andaman earthquake (Takeo Ito)
- スマトラ沖巨大地震と津波-津波の挙動と土地条件(海津正倫)
- The Role of Local Communities in the Post-Tsunami Reconstruction Process (Makoto Takahashi)
- アチェ津波被害復興における国家法・宗教法・慣習法の役割(島田弦)
- 調査票調査の実施・家族に生じた被害(田渕六郎)
- 調査票調査の実施・被災者の生活再建(木村玲欧)
- Achenese Socio-Cultural Response during Earthquaqe and Tsunami Disaster (Suhirman)
- スマトラ地震からの生活復興(田中重好)
- Live with Earthquake and Tsunami in Japan (H. M. H. Bintoro)
- The Assessment of Thermal Comfort of Living Environment in Tsunami Disaster Place (Zulfian, Heldi Syukriadi, M. Nawawi)
- Alue Naga Beach Condition before Tsunami Disaster (Salmawaty Arif)
- Tidal Front in the Andaman Sea and the Malacca Strait (Syamsul Rizal, Yopi Ilhamsyah)
- Aceh Resources Development after Tsunami Disaster (Marlina, Rosnani N., Binawati G.)
Published by Guraduate School of Environmental Studies, Nagoya University: Nagoya, February 2006, 203p.
Investigation Report of 2004 Nothern Sumatra Earthquake
2004年北部スマトラ地震調査報告
木村玲欧編(名古屋大学大学院環境学研究科発行)
- 環境学研究科スマトラ地震緊急調査団を組織して(木股文昭)
- ホームページによる情報共有(木村玲欧)
- 超巨大地震と超巨大災害をなぜ予測できなかったのか?(安藤雅孝)
- Report of the February 5-13, 2005 Field Survey at Banda Aceh, Indonesia (Glenda M. Besana)
- 街と人から見たバンダ・アチェの津波被害(田中重好)
- バンダ・アチェにおけるインタビュー調査の実施(木村玲欧)
- Report Summary of Field Survey at Banda Aceh, Indonesia (Suhirman)
- 地球科学惑星関連学会2005年合同大会予稿集原稿
Published by Guraduate School of Environmental Studies, Nagoya University: Nagoya, March 2005, 88p.
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