Learning from the Fields

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Book_60_episodes

横山 智・湖中真哉・由井義通・綾部真雄・森本 泉・三尾 裕子共編『フィールドから地球を学ぶ: 地理授業のための60のエピソード』古今書院

2023年3月18日発売、138ページ、3300円(税込) 「日本地理教育学会・第3回出版文化賞」受賞

日本学術会議の地域研究委員会・文化人類学分科会および地域研究委員会・地球惑星科学委員会合同 地理教育分科会に所属する会員および連携会員を中心に企画した書籍です。2022年度から高校社会科の必修となった「地理総合」の教育に活かすことを目的に、地理学と文化人類学を専門とする研究者が世界各地でのフィールドワークによって得られた最先端の知見を「問い」と資料からなるエピソードを掲載しております。

世界各地の様々な民族の社会文化、そして自然と人々の暮らしを平易な文章でわかり易く見開き2ページで記述しており、地理総合を学ぶ高校生のみならず、より詳しく学びたい方々のための参考文献も掲載しておりますので、大学の教養課程でも利活用できるように編んでおります。

Book_Doing Fieldwork on Fermented Foods in the World

横山 智編『世界の発酵食をフィールドワークする』農山漁村文化協会

2022年1月28日発売、240ページ、2090円(税込)

名古屋大学博物館・第28回特別展(2022/03/22-09/24)の開催に合わせて、農文協から書籍を刊行しました。本書を読むと特別展をもっと楽しむことができます!

世界各地で、農畜水産物を長期に保存したり、うま味を醸し出す発酵食を調味料として利用したり、栄養豊かな発酵食を主食としたりする人間の営みにフォーカスを当て、地域の食文化における発酵食の位置づけ、発酵食と社会との関係を明らかにしました。

取り上げた地域は、日本、モンゴル、カンボジア、タイ、ラオス、ミャンマー、ネパール、エチオピア、アフロ・ユーラシアの乳加工品をつくる地域。そして、インジェラ、エンセーテ、納豆、ナレズシ、塩辛、魚醤、後発酵茶、馬乳酒、チーズ、バター、醸造酒、餅麹などの発酵食品を取り上げています。

農文教「編集室からとれたて便」に、カラー写真、目次、試し読み、書評などの詳細な情報がありますので、ぜひご覧ください。

book_natto_shokubunkashi

横山 智『納豆の食文化誌』農山漁村文化協会

2021年6月23日発売、301ページ、2970円(税込)

納豆はご飯のおかず? 調味料? 味噌、醤油と並んで和食に欠かせない納豆は、アジア全域でもおなじみのソウルフード。でも各地の納豆を見れば、トウチや魚醤と同じく調味料としてや、チーズがない時期の代用品として使われたり、植物の葉や段ボール箱の中で自然発酵させたり……地域によって納豆の姿はさまざま。日本では、かつて「ハレ食」だったのが、現在は健康食として、伝統食材としても見直され始めています。地域や時代につれて変遷をとげる「アジア・日本の納豆」の深い世界を、豊富な写真や図版とともに伝えます。

農文教「編集室からとれたて便」に、カラー写真、目次、試し読み、書評などの詳細な情報がありますので、ぜひご覧ください。

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